[概況]
東京市場終盤から米国債利回りの上昇にドルは徐々に値を伸ばし、NY株式市場が反発して始まると106円台半ばを超えた。
其の後トランプ大統領が「納税者ではなくアマゾンが郵便コストを払うべき」と批判のツィートを繰り返した事で株価は上げ幅を縮小し、ドルも106円半ばを割り込んだ。
其の後ドルは106円半ばを挟んで揉み合いが続いたが、NY市場終盤にホワイトハウスがアマゾンに対する行動は協議していないと発表すると株価は上昇に転じ、ドルも買われて一段高となった。ドルは引け間際に当日高値106.670円まで上昇して、最後も前日比+71.5銭高の106.610円と106円台後半に乗せて引け、ドル以外の主要通貨も上昇した。
米自動車販売が予想を上回るなど米経済の好調は続いており、株価が上昇するとドルも反発するが、貿易摩擦などの不安定要因を考えると、上昇が続くかどうかは不明で揉み合い継続か。
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