NY株式市場の上昇にドルも買い戻されるが、112円半ば割れ

[概況]

米国債利回りの低下に欧州市場中盤に当日安値まで下げたドルは其の後下げ止まり、NY市場で発表された11月住宅着工件数と11月住宅建設許可件数が共に予想を上回るとドルは買い戻され、NY株式市場も反発して始まると112円半ばを超えた。
 
そして株価の上昇と共にドル買いも進んでNY市場序盤に112.640円まで反発したが、株価が戻りを売られ値下がりするとドルも上値を抑えられて揉み合いとなり、最後は前日比-34銭の112.495円と112円半ばを割れて引けた。ユーロ(-20銭)やポンド(-10銭)も下げ、原油価格下落にカナダドルは大きく下げた(-54銭)が、NZドル(+28銭)やトルコリラ(+10銭)や南アランド(+0.5銭)は買われるなど、主要通貨はマチマチで引けた。
 
全体ではFOMCを控えた様子見といった感じで、其のFOMC(日本時間20日午前4時)では0.25%の利上げが確実視されており、市場は来年の利上げ予想に注目している。それまでは様子見姿勢の小動きではないか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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