NYダウ最高値受け買い先行

【寄り付き概況】

連休明け6日午前の東京株式市場は、前日のNYダウ工業株30種平均が史上最高値を更新、円安進行を好感した買いが先行し、日経平均株価は前営業日比211円38銭高の2万9024円01銭と、反発して始まった。
 
大型連休明けとなった東京株式市場は、強気優勢の地合いとなっている。世界的に経済正常化に対する期待感が株価を押し上げる状況にあり、前日の欧州株市場が軒並み高となったほか、米国株市場でもNYダウが小幅ながら3日続伸し過去最高値を更新したことが市場心理にポジティブに作用している。ただ、米国株市場ではハイテク株比率の高いナスダック総合指数が4日続落となっていることは気がかりで、これは東京株式市場でもハイテクセクターに向かい風となる可能性が高い。企業の決算発表が本格化するなか、これを横にらみに神経質な展開となることも予想される。
 
東京外国為替市場は午前9時2分時点で、1ドル=109円台の前半(4月30日は1ドル=108円88-89銭)、1ユーロ=131円台の前半(同131円77-81銭)で取引されている。

個別では、ファストリ、リクルート、ファナックが買われている。半面、アドテスト、ネクソンが下げている。

 

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