【寄り付き概況】
16日の日経平均株価は小幅に反落して始まった。始値は前日比37円54銭安の2万2907円96銭。
前日のNYダウは前日比227ドル高の2万6870ドルと4日続伸。新型コロナウイルスに対するワクチン開発期待から買いが膨らんだ。
ただ、きょうの東京株式市場は値を下げてスタート。前日の大幅高を受け利益確定売りが先行している。為替は1ドル=106円90銭前後と前日夕方に比べやや円高で推移している。
取引開始前に財務省が発表した、5-11日の対外対内証券売買契約によると、非居住者による売買は672億円の取得超で、5週ぶりに取得超となっている。
寄り付き時点で業種別では33業種中、23業種が高く、値上がりは鉄鋼、空運、不動産、鉱業など。値下がり上位に医薬品、精密、サービスなど。
個別では、東エレク、アドバンテス、信越化、レーザーテックの半導体関連株が売られ、トヨタも反落して始まった。また、村田製、TDK、太陽誘電、キーエンスの電子部品関連株が値を下げ、NTT、KDDI、NTTドコモも下落している。このほか、富士通、任天堂も軟調となっている。
半面、ソニー、ソフトバンクGが買われ、三菱UFJ、三井住友、みずほFGのメガバンク株は値を上げている。また、第一生命、東京海上、SOMPO HD、ENEOS、出光興産、国際帝石が上伸し、日本製鉄、JFE、コマツ、クボタ堅調。このほか、ファーストリテが続伸し、ダントーHDが一時ストップ高まで買い進まれた。
テクニカル的にはカネコ種(1376)、ホクト(1379)、ミライト(1417)、長谷工(1808)、戸田建(1860)、新日建(1879)、住友林(1911)、ユアテック(1934)、明星工(1976)、LIFULL(2120)、タケエイ(2151)、EJ(2153)、カルビー(2229)、セントケア(2374)、伊藤園(2593)、日清オイ(2602)、フジッコ(2908)、アルコニックス(3036)、マツキヨ(3088)、TOKAI(3167)、ウインパ(3183)、CARTA(3688)、ザッパラス(3770)、MDV(3902)、マイネット(3928)、オロ(3983)、堺化学(4078)、アイカ工(4206)、鳥居薬(4551)、日特塗(4619)、藤倉化(4620)、早稲アカ(4718)、ファンケル(4921)、オカモト(5122)、ダントー(5337)、MARUWA(5344)、日立金(5486)、三井金(5706)、ホッカン(5902)、巴工業(6309)、マース(6419)、竹内製作(6432)、日ピラー(6490)、能美防(6744)、パナ(6752)、日トリム(6788)、共和電(6853)、メガチップス(6875)、日電子(6951)、ファナック(6954)、日ケミコン(6997)、きらぼし(7173)、プレス工(7246)、コンドーテック(7438)、松田産(7456)、島津(7701)、長野計器(7715)、スクリン(7735)、大建工(7905)、信越ポリ(7970)、忠(8001)、スクロール(8005)、第一実業(8059)、阪和興(8078)、カナデン(8081)、加賀電子(8154)、立花エレ(8159)、上新電(8173)、平和堂(8276)、ヤオコー(8279)、日産東(8291)、東セン(8439)、極東(8706)、ハマキョウ(9037)、トランコム(9058)、C&F(9099)、SBG(9984)、九電(9508)、長大(9624)、アイン(9627)、ISB(9702)、イオンディ(9787)、ナック(9788)、泉州電(9824)、因幡電(9934)、タキヒョー(9982)が動兆。
人気はセラク(6199)、ロゼッタ(6182)、SanSan(4443)、テイツー(7670)、サイバーリンク(3683)、パシフィックネット(3021)、イズミ(8273)、サイバーステ(3810)、アミファ(7800)、トビラ(4441)、ユニバーサルエン(6425)、TLE(3686)、ラクス(3923)、SMC(6273)。
