[概況]
東京時間に当日高値(107.920円)まで上昇したドルは其の後売られて107円前半まで落ち、NY市場で発表された1月中古住宅販売件数も予想を下回ったが、NY株式市場が反発して始まった事などにドルも買い戻された。
そしてNY市場後半に公表されたFOMC議事録で、「一部はドル安がインフレ目標達成を支援」とされた為にドルは売られ、当日安値107.270円まで急落した。
しかし「漸進的な利上げが適切で合意」とこれまで通りの表現との見方にドルは買い戻されて、今度は当日高値と面合わせするまで反発した。
其の後は揉み合いとなり、最後は前日比+41銭高の107.750円と107円後半に値を伸ばして引け、対ドルでの下げからユーロやポンド、豪ドルは反落して引けた。ドルは4日続伸して107円台後半まで値を伸ばしたが、108円の大台に乗せる事が出来るかに注目している。
[提供:カネツFX証券株式会社]
