EUにもか、トランプ米大統領。

[概況]

ムードが一転してしまった。2日の外国為替市場は、米国による新たな対中関税の発動を受けたリスク回避の流れが継続。
特に米ドル円は、FOMCで利下げ観測が後退し上昇の下地が形成しつつあった矢先なだけに、動揺は大きかった。本日の米ドル円は序盤から売りが優勢で、何度か107.00円を下抜ける場面があった。欧州時間に入ると再び売りか活発になっており、安値106.820円と6/25の安値(106.765円)を試す展開だ。
 
さて、この後は米雇用統計が控えており、結果によって米ドル円は下落分を取り戻す可能性はある。ただ、トランプ米大統領が今夜、EU貿易に関して何らかの発表をするそうで、米保護主義政策へのリスクを警戒し米雇用統計の結果を受けても大きな反応は見られないかもしれない。
トランプ大統領の発表は、米雇用統計後の、日本時間3日午前2時45分だ。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

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