アフターランチ– category –
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贋物
空蝉=セミの抜け殻あるいはこの世の中そのもの。 どちらが良いのかは分からないが同じ言葉でも違う意味があるから日本語はややこしい。 あるいはバックミラー。 「先高観や先安観で市場が成立しているのではない。 売り方も買い方もバックミラーを見なが... -
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フェラーリ
昨日の日経朝刊で登場していたのが自動車のフェラーリ。 見出しは「変革に媚びず」だった。 群を抜く株価パフォーマンス。 年間9000台以下の小規模メーカーに世界の投資家が熱狂しているという。 「今後も比類なく存在として君臨」というのが会社側の... -
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抽象的具体さ
若い男性からの真摯な質問。 「株のために何が必要ですか?」。 出されたメモには「経済あるいは経済学、チャート、業績、その他」とあった。 経済学はいざしらず、必要なものはもちろんたくさんある。 しかし罫線は騙しがあるし、業績だって変化は著しい... -
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蚊になる前の
下落相場に遭遇すると脳裏を掠める格言群。 例えば・・・。 「危機の時にはいつも、その部屋にいない誰かのせいにされる」。 これは今回も起こった。 金利の上昇、VIX指数の急騰。 アメリカのインフレ進行やリスクマネーの撤退などが言われたが、結局は... -
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傷に塩
日銀の黒田総裁の続投方向。 再任され6年以上総裁の座を維持したのは7人。 最後は1964年の山際正道氏だったから半世紀ぶりになる。 最長任期は1946年~54年の8年半の一万田尚登氏。 「日銀の法王」とも呼ばれた。 もっとも当時はGHQの統治下だから歴史の彼... -
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「振る、振らない」
「ドル安、債券安(金利上昇)、株安」。 いつか来た道ではある。 過去のケースが3回紹介されていた。 (1)70年台後半 物価上昇と景気悪化が同時進行する「スタグフレーション」の進行。 株価は長期低迷。 「アメリカ株は死んだ」とさえ言われた。 (... -
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「ボラ」
月曜NYの666ドル安(665.75ドル)。 オーメンという声も聞こえた。 S&P500が666ポイントで底打ちしたという事実もあるが、多少はこだわる数字だった。 端緒は米国債利回りの上昇。 過去1945年以降米国債利回りが上昇した局面は21回。 S&P500はそのうち1... -
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「仲卸」
その昔結構流行った「方向線=75日線」。 先週末時点で2万2759円。 前場で下抜けた。 75日線が上向いているのは救い。 まもなく消え行く築地という市場の世界。 そこに仲卸という業者がいる。 築地の水産部門では727社あるというから多い... -
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アノマリー
1月効果を受けて堅調だったNYダウ。 12月から年末にかけては税金対策でのウリ。 ウィンターブレイク(節税売り)とも呼ばれる。 1月になると資金は市場に逆流。 だから1月の株価上昇というのが1月効果。 「1月が堅調なら一年通じて堅調」とうアノ... -
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皆既月食
13年以降の1~3月のパフォーマンス。 東証規模別株価指数の「大型」はTOPIXを5年連続で下回った。 一方、「中型」と「小型」は5年連続でTOPIXを上回った。 アナリストのカバー不足で業績が株価に織り込まれにくいからという理由もあるとい...
