日経ジャスダック平均は6日ぶり反落、利益確定売り

日経ジャスダック平均株価は6営業日ぶりに反落した。終値は前日比10円12銭安の3945円57銭だった。
連休を控えて持ち高を整理する動きが広がり、利益確定売りを促した。好決算を手掛かりに東証1部上場の主力銘柄の売買が盛り上がるなか、中小型株に相対的に注目が集まりづらかった面もある。
ジャスダック市場の売買代金は概算で576億円、売買高は1億1657万株だった。
値上がり銘柄数は274、値下がり銘柄数は366となった。
 
27日にジャスダックへ上場したエヌリンクスは午後に寄りつき、初値は3780円と公募・売り出し価格(公開価格、1810円)の2.1倍になった。その後は売りに押され、ストップ安となる3080円で初日を追えた。
 
個別では、麻生フオームクリート、エヌリンクスがストップ安。セプテーニ・ホールディングス、パウダーテック、ハーモニック・ドライブ・システムズ、KVK、シー・エス・ランバーなど7銘柄は年初来安値を更新。小僧寿し、サムシングホールディングス、レカム、東武住販、イメージ ワンが売られた。
 
一方、ヤマザキ、シライ電子工業がストップ高。CSSホールディングス、佐藤食品工業、キャピタル・アセット・プランニング、FCホールディングス、シーシーエスなど9銘柄は年初来高値を更新。プロパスト、プロルート丸光、トレイダーズホールディングス、インフォコム、ハウスコムが買われた。

 

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