5月1日の東京株式市場は、弱含みの展開となりそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万2300円-2万2600円を想定する。
連休の谷間にあたることから、積極的な売買限られると考える。先に再び休場を控える中、心理的節目の2万2500円では戻り売りも出てくると考えられることから、やや弱めの動きが続くと予想する。
決算発表が本格化するなか、消去法的に好業績見通しを示した銘柄への個別物色が中心になるとみられる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(前週末4月27日終値109円39-40銭)、と小動きだった。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同27日の大阪取引所終値比70円安の2万2440円だった。
【好材料銘柄】
■スタートトゥデイ <3092>
今期経常は22%増で16期連続最高益、7円増配へ。
発行済み株式数(自社株を除く)の3.21%にあたる1000万株(金額で250億円)を上限に自社株買いを実施する。
■日本カーボン <5302>
今期経常を57%上方修正・10期ぶり最高益更新へ。
■アイ・エス・ビー <9702>
1-3月期(1Q)経常は20%増益・上期計画を超過。
■アートスパークホールディングス <3663>
1-3月期(1Q)経常は50%増益・上期計画を超過。
■サイオス <3744>
1-3月期(1Q)経常は79%増益で着地。
■セーラー万年筆 <7992>
文具やオフィス家具などの製造販売を手掛けるプラス(非上場)と資本業務提携。プラスを引受先とする210万株の第三者割当増資を実施する。
発行価格は281円で調達する約5.8億円は新工場建設資金などに充てる。
■アスカネット <2438>
量産化に向けて開発を進めてきた空中結像を可能にするプレート「ASKA3Dプレート」の安定した品質での試作に成功。6月からサンプル供給を開始する。
■ALBERT <3906>
1-3月期(1Q)経常は黒字浮上・上期計画を超過。
【主な経済指標・スケジュール】
1(火)
4月軽自動車新車販売台数(14:00)
4月新車販売台数(14:00)
《決算発表》
双日、マクニカ富士、大和工、サカイ引越、アウトソシング、JT、ティーガイア、CTC、ポーラオルHD、ヤマハ、ヤマトHD、コネクシオ、EPS、ロイヤルHD
【海外】
米FOMC(~5/2)
米3月建設支出(23:00)
米4月ISM製造業景況指数(23:00)
米4月新車販売台数
《米決算発表》
エマソン・エレクトリック、メルク・アンド・カンパニー、タペストリー、ホスピタル・コーポレーション・オブ・アメリカ、カミンズ、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド、ファイザー、ウエスタンユニオン、ギリアド・サイエンシズ、アップル、ジュニパーネットワークス
休場:香港(労働節)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
