東証マザーズ指数は7営業日ぶりに反落した。終値は前週末比5.63ポイント安い1136.44だった。
大型連休の谷間で積極的な売買が控えられた。朝方は買い優勢の場面もあり、売り買い交錯気味だった。3月期の決算発表本格化で業績を材料にした個別物色も活発だが、やや商いの薄さが目立った。ある市場関係者からは、「マネックスグループの人気が根強く、個人投資家の資金は東証1部に向かいがちだ」との声が聞かれた。
値上がり銘柄数は102、値下がり銘柄数は138となった。
個別では、ミクシィ、トランスジェニック、メディネット、フェイスネットワーク、HEROZなど8銘柄が年初来安値を更新。ソーシャルワイヤー、ファンデリー、ディジタルメディアプロフェッショナル、エスユーエス、フリークアウト・ホールディングスが売られた。
一方、AppBankが一時ストップ高と値を飛ばした。アスカネット、ベガコーポレーション、ALBERT、PR TIMESは年初来高値を更新。ファイバーゲート、バーチャレクス・ホールディングス、シェアリングテクノロジー、コンヴァノ、ソウルドアウトが買われた。
