【寄り付き概況】
2日午前の日経平均株価は、前営業日比60円16銭高の2万2568円19銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、2.71ポイント高の1776.89で始まった。
前日のNYダウが3日続落したものの、ナスダック指数は反発に転じ、半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数も切り返しほぼ高値圏で引ける強さをみせた。
外国為替市場では1ドル=109円台後半の円安に振れており、主力輸出株中心に追い風が強い。
ただ、きょうは連休の谷間であすから4連休を控えていることもあり、買い一巡後はキャッシュポジションを高めようとする動きも想定され上値は重い可能性もある。
寄り付き時点で業種別では33業種中、17業種が高く、値上がり上位に海運、その他金融、金属製品、ガラス土石、電気機器など。一方、値下がりで目立つのは鉱業、石油、不動産など。
個別では、任天堂の買いが厚く、マネックスG、ファーストリテはしっかり。ソニー、日立、東エレク、村田製も値上がり。伊藤忠、三井物が小高く、オリックス、SBIは堅調に推移している。
半面、三菱UFJ、菱地所、三井不も下落し、ソフトバンクGは軟調。NTT、KDDIが売られ、武田、アステラス薬は甘く、花王、資生堂もさえない。
225先物は、アムロ・モルスタ・ソジェン・バークレイズ・メリルが買い越し。
野村・GS・日興・クレディ・シティが売り越し。
TOPIX先物はクレディ・ソジェン・モルスタ・バークレイズ・UBSが買い越し。
GS・日興・メリル・アムロが売り越し。
外資系等は、双日(2768)、参天(4536)、特陶(5334)、丸井(8252)、ヤマト(9064)、豊田合成(7282)、日本M&A(2127)、キッコーマン(2801)、テクノプロ(6028)、コーセー(4922)、競馬(9672)、アンリツ(6754)、良品計画(7453)に注目。
テクニカル的には、東京エネシス(1945)、JPHD(2749)、あい(3076)、バイタルKSK(3151)、野村不(3231)、ツルハ(3391)、クスリアオキ(3549)、イビデン(4062)、ロート(4527)、フューチャー(4722)、ソフトブレ(4779)、ISID(4812)、ミルボン(4919)、三協立山(5932)、テクノプロ(6028)、平和(6412)、SANKYO(6417)、金銭機械(6418)、ホシザキ(6465)、山洋電(6516)、キーエンス(6861)、ショーワ(7274)、ネットワン(7518)、兼松エレ(8096)、丸井(8252)、南海(9044)、北電(9509)、北ガス(9534)、都競馬(9672)が動兆。
