7日の東京株式市場は、もみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万2300円-2万2600円。
連休明け後、7日から11日の間に1600社を超える決算発表ラッシュとなる。個別の売買活況が見込まれることから、良好な地合いが続くと考える。
ただ、コンセンサスを下回った場合のアク抜けの動きは限られており、結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいだろう。
個別に焦点が当たることで好材料探しの流れとなり、下げづらく、上げやすい環境が維持されると予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の前半(2日終値109円78-79銭)と円高に振れており、輸出関連銘柄には重しになるとみられる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、2日の大阪取引所終値比変わらずの2万2470円だった。
シカゴ日経225先物6月限 (円建て)
22470 ( 0 )
シカゴ日経225先物6月限 (ドル建て)
22480 ( +10 )
( )は大阪取引所終値比
【好材料銘柄】
■ハウスドゥ <3457>
今期経常を36%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も12円増額。
また、中期経営計画で掲げた19年6月期の経常利益目標を17億円→30億円に引き上げた。
■ヤマシナ <5955>
前期最終を一転32%増益に上方修正。
■トレードワークス <3997>
1-3月期(1Q)経常は4.3億円・通期計画を超過。
■インフォメーションクリエーティブ <4769>
上期経常を41%上方修正。
■東北化学薬品 <7446>
上期経常は2.2倍増益で上振れ着地・通期計画を超過。
■プロルート丸光 <8256>
NHN JAPANと業務提携。衣料卸売事業をEC化し、プラットフォームを創設する。
その上でブロックチェーン技術を活用したサプライチェーンシステムを創設し、新たにグローバルなオンラインプラットフォーム事業を開始する。
また、18年3月期決算で「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載を解消した。今期経常は35%増益、前期配当を7期ぶり0.5円で復配。
■スパークス・グループ <8739>
前期経常は2.1倍増益で着地・1-3月期(4Q)経常は82%増益、今期業績は非開示。
■ジャパンインベストメントアドバイザー <7172>
上期経常を46%上方修正。
【主な経済指標・スケジュール】
7(月)
日銀金融政策決定会合議事要旨(3/8~9開催分)
《決算発表》
LIXIL G、アース製薬、ホトニクス、全国保証、三菱食品、Uアローズ、ケーズHD、東建物、ベネ・ワン、扶桑化学、パイロット、長瀬産、ニチアス
【海外】
米3月消費者信用残高(5/8 4:00)
《米決算発表》
タイソン・フーズ、コグニザント・テクノロジー・ソリューションズ、シスコ、モザイク、インターナショナル・フレバー・アンド・フレグランス
休場:英(アーリー・メイ・バンク・ホリデー)
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
