日経ジャスダック平均は続落、決算発表で悪材料の出た銘柄を中心に売り

日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比5円69銭安い3984円24銭だった。
決算発表で悪材料の出た銘柄を中心に売りが広がった。原油高が原材料コストや家計消費への負担を増やすとして、内需関連の多い新興企業株の買いを見送る動きもあった。
 
市場関係者からは「決算発表時は、売買の活発化から株価が上下に大きく振れる大型株に資金が向かいやすい」(との見方が出ていた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で554億円、売買高は8523万株だった。
値上がり銘柄数は295、値下がり銘柄数は345となった。
 
個別では、シーシーエスがストップ安。富士ソフトサービスビューロは一時ストップ安と急落した。パレモ・ホールディングス、ハビックス、エムケイシステム、ブロードメディア、日本興業など12銘柄は年初来安値を更新。日本サード・パーティ、麻生フオームクリート、助川電気工業、日本コンピュータ・ダイナミクス、セゾン情報システムズが売られた。
 
一方、ニューテック、セフテックがストップ高。栄電子は一時ストップ高と値を飛ばした。タウンニュース社、GMOペパボ、太陽工機、FCホールディングス、ビジョナリーホールディングスは年初来高値を更新。コスモスイニシア、小田原エンジニアリング、ヴィスコ・テクノロジーズ、エフティグループ、協立電機が買われた。
 
 

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