マザーズ指数は続落、決算発表銘柄の明暗

東証マザーズ指数も続落した。終値は前日比11.24ポイント安い1147.85だった。
利益確定売り優勢の展開だった。今週末にかけて決算発表のピークを迎えており、大きく値を飛ばす東証1部銘柄が相次いだ。このため、個人投資家の物色も再び東証1部銘柄に向かったようだ。マザーズ市場では決算を受けて大きく値を崩す銘柄も散見され、直近IPO銘柄は下値模索の動きが続いた。
 
値上がり銘柄数は92、値下がり銘柄数は150となった。
 
個別では、直近IPO銘柄ではHEROZ10%安となり、イオレ、アプリックス、UMNファーマ、メドレックスなど12銘柄が年初来安値を更新した。
決算発表銘柄では、今期業績見通しが市場予想に届かなかったグレイステクノロジー、第1四半期が赤字スタートとなったエナリス、テモナ、インターネットインフィニティー、エスユーエスが売られた。
 
一方、グローバルウェイが一時ストップ高と値を飛ばした。ベガコーポレーション、メディカルネット、イード、マザーズ売買代金トップのAppBankは年初来高値を更新。
第3四半期決算が好感されたバリューデザイン、コンヴァノ、ライフネット生命保険、日本動物高度医療センター、日本ファルコムが買われた。
 

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