方向感に欠ける相場展開、注目イベント消化で模様眺めか。

[概況]

11日東京時間の外国為替市場は、方向感に欠ける相場展開となっている。

米ドル円は、東京時間序盤に高値109.580円を示現した後、安値109.180円まで安値を更新、その後は同価格帯の間を方向感なく推移している。

この他、クロス円通貨ペアでは英ポンド円が同様の値動きとなり安値147.60円から高値148.16円の間を推移している。

この値動きについて一部の市場関係者からは、昨日の英中銀金融政策発表や米消費者物価指数など今週注目されていたイベントを消化したほか、週末ということもあって模様眺めムードが広がっているようだ。

この後の時間については、22:15にドラギECB総裁会見のほか23:00に5月米ミシガン大学消費者信頼感指数(予想:98.5 前回:98.8)などの発表を控えている。

ただ、先述したとおり週末ということで積極的な取引が手控えられるなかとあって、予想値と大幅なかい離が見られない場合は動意薄の可能性もありそうか。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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