売り買いが交錯スタート

【寄り付き概況】
 
15日、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比23円61銭高の2万2889円47銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、2.78ポイント高の1808.70で始まった。

日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに横ばい圏でスタート
 
前日の米国株市場ではNYダウが8日続伸と上昇基調を強めており、東京市場でもリスク許容度の高まった国内外機関投資家の買いが株価を押し上げる形となっている。
米中貿易摩擦に対する不安心理が足もとやや後退しており、好調な企業業績が米株高を後押ししている。
外国為替市場では1ドル=109円台後半の推移と足もと円安傾向にあることも追い風材料。
 
ただ、日経平均は前日まで3営業日続伸で、騰落レシオなどテクニカル指標面からも買われ過ぎ感があり、目先利益確定売りに伴い上値は重い可能性がある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、24業種が高く、値上がり上位に銀行、保険、金属製品、空運、鉄鋼など。値下がりで目立つのは紙パルプ、不動産、倉庫など。
 
 
個別では、三井住友が買い気配で始まり、みずほFG、三菱UFJ、野村が買われ、第一生命は続伸、ファーストリテ、明治HD、7&iHDは堅調。JFE、任天堂、村田製、Vテク、日産自は値を上げている。
半面、トヨタが軟調で、ファナック、ソニーは反落。菱地所が急落し、マネックスGは続落。ソフトバンクGがさえず、資生堂、東電力HDは値を下げている。
 
 
225先物は、みずほ・モルスタ・野村・パリバ・日興・クレディが買い越し。
シティ・SBI・三菱・JP・メリル・ソジェン・ドイツが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・日興・GS・クレディ・モルスタが買い越し。
野村・ソジェン・メリルが売り越し。
 
テクニカル的には、サカタのタネ(1377)、東急建(1720)、ナカノフドー(1827)、日空調(1952)、中外炉(1964)、高砂熱(1969)、明星工(1976)、フィード・ワン(2060)、カルビー(2229)、宝(2531)、日清食(2897)、フジッコ(2908)、物語(3097)、シップ(3360)、川田TECH(3443)、スシロー(3563)、ブレインP(3655)、オロ(3983)、住友ベ(4203)、T&G(4331)、東邦シ(4333)、サニックス(4651)、資生堂(4911)、ニッタゼラ(4977)、板硝子(5202)、MSJAPAN(6539)、サクサ(6675)、アンリツ(6754)、アイコム(6820)、武蔵精密(7220)、日プラスト(7291)、ノジマ(7419)、アルゴグラフ(7595)、ニフコ(7988)、ユニー(8028)、スターゼン(8043)、デサント(8114)、立花エレ(8159)、SRS(8163)、北洋銀(8524)、ランビジ(8944)、乾汽船(9308)、トランシティ(9310)、イーレックス(9517)、イノテック(9880)が動兆。
 
 
 

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