15日の日経平均は4営業日ぶり反落。
上げ一服となったが、緩やかなリバウンド基調は継続。東証1部の騰落銘柄もほぼ拮抗であり、売り買いが交錯する中での底堅い相場展開といったところであろう。
マザーズ、JASDAQの弱さが目立つが、決算発表が一巡したことで、今後は決算を見直す動きや出遅れ感のある銘柄等への物色に広がりがみられてくるかが注目されよう。
一方で個別物色に広がりがみられず、インデックスに絡んだ商いに振らされる需給状況が続くようだと、意外に節目の2万3000円は近くて遠い価格になる可能性もあろう。
明日(16日)の東京株式市場は、寄り付き前に内閣府が発表する1~3月期の実質国内総生産(GDP)速報値の内容に左右される可能性がある。
市場では、“9四半期ぶりのマイナス成長”との見方も出ており、結果次第で波乱展開も予想される。また、決算発表一巡による手掛かり材料難で買い手控え姿勢が強まりそうだ。
ただし、RIZAPやREMIXなど、個人投資家の注目度の高い銘柄が決算を発表していることから、中小型株への関心も高まりやすいと考える。マザーズやジャスダックなど新興市場にも注意を払っておきたい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(15日現在)
24067.13 ボリンジャー:+2σ(26週)
23732.48 ボリンジャー:+3σ(13週)
23330.12 ボリンジャー:+3σ(25日)
23224.05 ボリンジャー:+1σ(26週)
23111.86 ボリンジャー:+2σ(13週)
22953.88 ボリンジャー:+2σ(25日)
22818.02 ★日経平均株価15日終値
22642.85 6日移動平均線
22631.49 均衡表転換線(日足)
22577.64 ボリンジャー:+1σ(25日)
22508.03 新値三本足陰転値
22491.23 ボリンジャー:+1σ(13週)
22380.98 26週移動平均線
22238.42 均衡表雲上限(日足)
22238.42 均衡表基準線(週足)
22201.40 25日移動平均線
22187.08 均衡表基準線(日足)
21987.87 75日移動平均線
21870.61 13週移動平均線
21825.16 ボリンジャー:-1σ(25日)
21629.78 均衡表転換線(週足)
21625.35 200日移動平均線
目次
