米ドル円は110円台で推移、トルコリラは安値更新するも中央銀行の表明により反発か。

[概況]

16日、東京外国為替市場の米ドル円は110円台半ば付近では上値が重い展開となった。
東京時間では米ドル円は一時110.400円まで上昇するもその後、上値は重い。現在、欧州時間に入り米ドル円は110.100円付近で推移している。
一方、クロス円ではトルコリラ円が一時24.26円まで下落している。その後トルコ中央銀行がトルコリラ安に対して「必要な処置を取る」と表明したことなどが報道されている。
この報道を受け、トルコリラ円は24.80円付近まで反発している。

この後、4月米住宅着工件数(予想:前月比0.1% 前回:前月比1.9%)や4月米鉱工業生産(予想:前月比0.6% 前回:前月比0.5%)など米経済指標の発表が予定されている。
テクニカル的には米ドル円は200日移動平均線(110.175円)付近を推移しており、上抜け切れるか注目したい。
一方、トルコリラ円は上値付近に5日移動平均線(25.19円)や20日移動平均線(26.02円)などが控えており上値抵抗帯となる可能性も考えられる。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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