予想を上回る製造業指標にドルは110円台後半に上昇

[概況]

東京市場終盤から上昇が続いたドルはNY市場に入り発表された新規失業保険申請件数は予想より増えたものの、5月フィラデルフィア連銀景況指数が予想を大きく上回った事で一段高となり、それまでの高値を上抜いた。

其の後発表された4月景気先行指数は予想通りで、NY株式市場は反落で始まったがドル買いは続き、NY市場序盤に1月23日以来で当日高値となる110.865円まで上昇した。其の後は株価の下げなどにドルも売られて中盤には110.615円まで下げたが110円半ばは割れず、最後は前日比+39銭高の110.775円と110円台後半に乗せて引けた。

ドル以外の主要通貨も上げたがトルコリラ(-19銭)や南アランド(-8銭)などの新興国通貨は値下がりして引けた。ドルは111円が目前に迫っており、ドル高の流れは続いていると見ている。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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