【寄り付き概況】
18日の午前10時時点の日経平均株価は前日比77円57銭高の2万2915円94銭となっている。
外国為替市場で円の対ドル相場がじりじりと下げ、自動車などの輸出関連株に買いが強まった。
東証株価指数(TOPIX)は下落に転じる場面があった。時価総額の大きい銀行株の下げが響いている。
17日の米国株式は反落したものの、ドル高・円安を好感し、朝方は買いが先行した。
その後いったん伸び悩んだが、下値は堅く円弱含みとともに盛り返し、堅調に推移している。
東証1部の騰落銘柄数は値上がり959、値下がり984。
東証業種別株価指数では全33業種中19業種が上昇している。
値上がり率上位業種は、石油石炭製品、鉱業、非鉄金属など。
値下がり率上位業種は、その他製品、食料品、金属製品など。
個別では、住友鉱やJXTG、国際石開帝石が一段高。T&Dやデンソー、ホンダも上げ幅を広げた。伊藤忠やファナック、コマツも高い。一方、大ガスが下げ幅を広げた。任天堂や日立、菱地所は安い。
225先物はドイツ・野村・メリル・ソジェン・モルスタが買い越し。
三菱・GS・みずほ・JPが売り越し。
TOPIX先物はドイツ・野村・ソジェン・アムロ・JPが買い越し。
クレディ・三菱・大和・メリル・GS・JPが売り越し。
外資系等は高砂熱学(1969)、UT(2146)、シップ(3360)、ビジョン(7956)、カーボン(5302)、日揮(1963)、キッツ(6498)、リニカル(2183)、エスクリ(2196)、アジアパイル(5288)、MCJ(6670)、資生堂(4911)、ニフコ(7988)に注目。
テクニカル的には飛島(1805)、東芝プラ(1983)、神戸物産(3038)、三越(3099)、旭化成(3407)、レッグス(4286)、電通(4324)、キャリアイン(6538)、シスメックス(6869)、エクセディ(7278)、島津(7701)、バルカー(7995)、ほくほく(8377)、ソニーFH(8729)、SGHD(9143)、スカパー(9412)が動兆。
ドイツ・野村・ソジェン・日興が買い越し。三菱・クレディ・GS・JP・みずほ・メリルが売り越し。
