[概況]
先週15日(火)に米国債利回りが3.0%を付けるとドルも再度110円台に乗せる上昇となり、其の後は一度も110円を割れる事無く上昇を続けて週末18日には1月23日以来、約4か月ぶりとなる111円台に乗せ、111.090円まで上昇した。
最後は111円を維持出来なかったが110円台後半で引け、ドル高の流れは続いていると見て良さそうだ。
今週の米国は23日(水)MBA住宅ローン申請件数、4月新築住宅販売件数、24日(木)FOMC議事録、新規失業保険申請件数、3月住宅価格指数、4月中古住宅販売件数、25日(金)4月耐久財受注、5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値などが発表予定となっており、良好な米経済指標を背景に米国債利回りは15日に3.0%を付けてから上昇を続けている事を考えると、今週もドルは更に上値が期待出来るのではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
