東証マザーズ指数は小幅ながら3営業日ぶりに反落した。終値は前週末比0.38ポイント安い1209.30だった。値上がり銘柄数は118、値下がり銘柄数は115となった。
米国株高と為替市場の円安で東京市場全般は買い優勢だが、幅広い銘柄に売りが出た。
市場関係者からは、「安倍政権にとっての致命傷になる恐れもあり予断を許さない」との見方が出るなど午後は買い手が細り、見送りムードだった。
特に、そーせいなど時価総額の大きい銘柄が軟調に推移し、指数を押し下げた。
個別では、モルフォが昨年来安値を更新。日本スキー場開発、イトクロ、フルスピード、ディジタルメディアプロフェッショナル、フィル・カンパニーが売られた。
一方、ナノキャリアが一時ストップ高と値を飛ばした。総医研ホールディングス、タイセイ、ピクスタ、ロードスターキャピタル、エスユーエスなど6銘柄は昨年来高値を更新。フィット、バリューゴルフ、シルバーライフ、シャノン、ファイズが買われた。
目次
