日経ジャスダック平均株価は続伸した。
午前終値は前日比18円57銭高の4092円69銭だった。個人投資家など短期間で売買する投資家の資金が、上値の重い大型株から値動きの軽い新興企業株に向かった。
12日の米国市場でのハイテク株高で、新興市場でもハーモニックなどハイテク株に買いが入った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で567億円、売買高は8901万株だった。エンジャパンやセリアなど主力銘柄が上昇した。中期経営計画の利益目標を前倒しで達成する見通しと伝わったUTも高い。値上がり銘柄数は365、値下がり銘柄数は247となった。
個別では、協和日成がストップ高。イナリサーチ、エスプール、イメージ ワン、エン・ジャパン、ゲームカード・ジョイコホールディングスなど10銘柄は昨年来高値を更新。伊豆シャボテンリゾート、アール・エス・シー、平山ホールディングス、アルファクス・フード・システム、オプトエレクトロニクスが買われた。
一方、市進ホールディングス、ピープルが昨年来安値を更新。ジェクシード、理研グリーン、ニューフレアテクノロジー、太洋工業、岡藤ホールディングスが売られた。
