194円安、売り優勢スタート、米株大幅続落で

【寄り付き概況】

26日の東京株式市場は大きく売りが優勢、寄り付きの日経平均株価は、前営業日比194円49銭安の2万0423円37銭と2万0500円台を割り込んで始まった。取引時間中として2017年10月3日以来約半年ぶり。
東証株価指数(TOPIX)は、15.34ポイント安の1649.60で始まった。
 
前週末のNYダウが420ドルを超える下げで直近2日間の下げは1150ドル近くに達した。米中貿易摩擦の問題が嫌気されており、東京市場でもこの影響が及んでいる。外国為替市場では1ドル=104円台後半の推移で円高警戒感も主力株中心に全体相場の重荷となっている。下値では期末を目前に権利取り狙いの買いなども予想されるものの、海外投資家などの売りに警戒感が強い。
 
寄り付き時点で業種別では33業種ほぼ全面安で、値下がりで目立つのは不動産、電気機器、精密機器、海運、倉庫など。
 
個別では、任天堂、ソフトバンクGが値を下げ、ファーストリテは軟調。JR西日本、ANAはさえない。三菱UFJ、野村、日本電産が安い。トヨタ、ファナック、ソニーは続落。東エレクは大幅安となっている。
半面、KDDIが反発し、ヤフーは強含み。クレセゾン、SOMPOHDが買われ、明治HD、JTはしっかり。キヤノン、三菱自、ブリヂストンは堅調展開。
 
外資系等は、カプコン(9697)、コーセー(4922)、帝国電(6333)、トクヤマ(4043)、コクヨ(7984)、カチタス(8919)、MMC(7211)に注目。
 
225先物は、ドイツ・アムロ・ソジェン・UBS・バークレイズが買い越し。
GS・クレディ・みずほ・大和・シティ・パリバ・野村・JP・モルスタが売り越し。
TOPIX先物はパリバ・GS・メリル・野村・みずほが買い越し。
クレディ・モルスタ・日興・ドイツ・UBS・バークレイズが売り越し。
 
テクニカル的にはリニカル(2183)が動兆。

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