【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比107円36銭安の2万0510円50銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、13.30ポイント安の1651.64で始まった。
外国為替市場では、1ドル=104円90銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて軟調。
国内政治リスクへの警戒も手掛けづらくさせている。ただし、期末接近に伴う買い戻しの動きや円相場のやや円高が一服したこともあり、前引けにかけては下げ幅を縮めている。
午後は日銀のETF買い入れ等の需給面が下支えとして意識されてくる可能性はありそうだ。また、グローベックスの米株先物ではNYダウ先物が小幅に上昇して推移していることも、短期筋のショートカバーに向かわせそうだ。
個別では、ソニー、東エレク、コマツが売られ、トヨタ、日産自は軟調、新日鉄住、JFE、三井物、郵船、JTXGはさえない。三菱UFJ、東京海上、住友不が安く、任天堂、ソフトバンクG、7&iHDも下落している。
半面、JT、武田が締まり、KDDIは強含み。国際帝石は反発している。ブリヂストンが買われ、ファナックが小高く、信越化は堅調となっている。
ランチバスケットは30件、315.75億円、差し引き10億円の買い越しとの観測。
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