後場寄り付き、374円04銭高の2万1140円14銭

【後場寄り付き概況】

27日後場寄り付きの日経平均株価日経平均株価は、前営業日比374円04銭高の2万1140円14銭で始まった。前場終値と比較して一段高に買われている。
東証株価指数(TOPIX)は、32.27ポイント高の1703.59で始まった。
外国為替市場では、1ドル=105円60銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
 
個別では、任天堂が高く、ソニー、東エレク、キーエンスは上伸し、ファナックもしっかり。トヨタ、ホンダが大幅高。三菱UFJ、三井住友は堅調。ソフトバンクG、ファーストリテ、コマツ、JR西日本、ANA、OLCが買われている。東海カ、Vテクが急伸している。
 
半面、ニトリHDが甘く、石油資源は軟調。ヤフーがさえない。

前場は、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問の行方を見極めたいとするムードもあったが、燻っていた政局リスクが一時的に和らぐ格好となり、期末要因に伴う買いが強まる格好となった。
 
また、日経平均は、節目の2万1000円を突破し、5日線を捉えている。
これにより23日の大幅下落時に形成した大陰線をほぼ吸収する格好となった。ただし、節目の2万1000円のほか、200日線や52週線レベルでは強弱感が対立しやすいところであり、ここからは一気に抵抗線突破とは行きづらいだろう。
また、明日は配当落ち分が170円程度と観測されている。そのため2万1000円キープとしても2万1170円を超えておきたいところである。
 
ランチバスケットは28件、390.15億円、差し引き売り買い均衡との観測。

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