日経ジャスダック平均は3日ぶり反発、新興企業株も買い優勢

日経ジャスダック平均株価は反発した。午前終値は前日比38円48銭高の3953円57銭だった。26日の米国株高などで投資家の運用リスク回避姿勢が和らぎ、新興企業株も買いが優勢になった。
ただ、買いは新規上場銘柄や材料が出た銘柄に集中した程度。市場関係者からは、「個人投資家が損失を抱えている状態で積極的な買いが入っている印象はなかった」との声が聞かれた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で472億円、売買高は6651万株だった。
値上がり銘柄数は516、値下がり銘柄数は163となった。
 
個別では、イメージ情報開発、サンオータス、カーディナル<7855>がストップ高。ワイエスフードは一時ストップ高と値を飛ばした。秋川牧園、シード平和、三信建設工業、エスプール、ジェイテックなど18銘柄は昨年来高値を更新。イナリサーチ、ジャストプランニング、SAMURAI&J PARTNERS、ハピネス・アンド・ディ、APAMANが買われた。
 
一方、ニチダイがストップ安。ありがとうサービス、エキサイト大伸化学、ニチリョク、日本銀行は昨年来安値を更新。ジェクシード、マルマン、Shinwa Wise Holdings、シーズメン、クレオが売られた。

 

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