[概況]
27日の東京外国為替市場は、米ドル円が小幅ながら上昇した。
背景には本日行われた佐川前国税庁長官の証人喚問で、安倍政権の基盤を揺るがすような発言がなされなかったことが挙げられる。
このことにより、外国為替市場はリスク回避姿勢が後退し、米ドル円は本日高値105.770円まで上昇する。
しかし欧州時間に次第に入ると売り圧力が強まり、現在105.500円近辺の推移となっている。
この後は、米中の貿易問題が注目されそうか。
両国の歩み寄りにより一時的後退しているものの、根本的な解決には至っていなことから、今後リスク面が再燃するようであれば、米ドル円は再び下落する可能性が高そうか。
[提供:カネツFX証券株式会社]
