NY株式市場の下げにドルも105円前半に落ちる

[概況]

NY市場朝方に当日高値105.915円まで上昇したドルだったが、其の後発表された1月S&Pケースシラー住宅価格は予想を上回る一方、続いて発表された3月コンファレンスボード消費者信頼感指数の予想を下回る結果にドルは上値を抑えられて値を下げた。
 
しかしNY株式市場が小動きで始まったあとダウが上げ幅を拡大する展開にドルも買われて揉み合いとなり、終盤にダウがマイナス圏に落ちるとドルも売られて105円半ばを割り込んだ。
 
そして引け間際に当日安値105.325円まで値下がりしたあと、最後は前日比-4.5銭の105.340円と105円台前半に落ちて引け、ドル以外の主要通貨も値下がりして引けた。
 
株価の大幅反落によるリスク回避の円買いにドルは上値を抑えられたが、米中貿易摩擦の解消には時間が掛かると予想され、株価の上値が抑えられる様だと、ドルも上昇は難しそうでしばらくは揉み合い継続か。

[提供:カネツFX証券株式会社]

 

株ちゃんofficial xはこちら!
目次