【後場寄り付き概況】
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比123円15銭高の2万1154円46銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、2.40ポイント高の1701.96で始まった。
外国為替市場では、1ドル=106円60銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は、高安まちまち。
個別では、ファーストリテが大きく値を上げ、JT、関西電はしっかり。資生堂、アステラス薬は続伸している。リクルートHDは反発。住友不、JXTG、キーエンス、日立建機が堅調で、ブリヂストン、ニコン、日東電工が買われている。
半面、東エレクが売られ、パナソニックは大幅続落。トヨタは軟調。三菱UFJがさえず、ソフトバンクG、任天堂は安い。武田は急落している。
日経平均株価は、朝方こそ200日線に近づく場面もみられたが超えられず、次第に上げ幅を縮めている。
朝方に買い材料視されていた為替動向についても、日経平均の伸び悩みからやや円高に振れてきており、こちらも材料視され難い。
そのため個人主体の物色は、IPOや直近IPO銘柄のほか、個別に材料の出ている中小型株にシフトする格好になろう。引き続き米ハイテク株の動向を睨みつつ、同時に国内政治要因を見極めながらの相場展開になっている。
ランチバスケットは21件、381.04億円、差し引き売り買い均衡との観測。
