日経ジャスダック平均は反発、投資家心理が改善

日経ジャスダック平均株価は反発した。終値は前日比19円52銭高の3948円03銭だった。外国為替市場で円安・ドル高が進行し、新興市場でも輸出関連銘柄が買われた。北朝鮮情勢の緊張緩和で投資家心理が改善したのも、値動きの大きい新興株への資金流入を誘った。
市場では「東証1部の主力株の上昇で個人投資家のリスク許容度が回復しており、新興株には買いが入りやすい」との声があった。
大日本住友との業務提携の発表が引き続き材料視されたカルナバイオが大幅高だった。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で852億円、売買高は1億2911万株だった。値上がり銘柄数は422、値下がり銘柄数は230となった。
 
個別では、ODKソリューションズ、クレオがストップ高。仙波糖化工業、アズ企画設計は一時ストップ高と値を飛ばした。三信建設工業、イナリサーチ、サニーサイドアップ、エスプール、日本プリメックスなど18銘柄は昨年来高値を更新。カルナバイオサイエンス、SAMURAI&J PARTNERS、Nuts、アンドールが買われた。
 
一方、五洋インテックスがストップ安。ヒビノ、SYSホールディングス、大伸化学、アイビー化粧品、ニチリョクは昨年来安値を更新。ニチダイ、ヴィスコ・テクノロジーズ、免疫生物研究所、サカイホールディングスが売られた。

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