日経ジャスダック平均は続伸、米国株高を好感し買い優勢

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比35円94銭高い3983円97銭。

米国株の反発を受けて東京市場全般が買い優勢の展開となり、新興市場も投資家心理改善の恩恵によって続伸基調となった。
ハーモニック、エンジャパンといった新興株市場の時価総額上位銘柄も上げた。
最近上場した銘柄の初値が軒並み公開価格の2倍以上になるなど、新規株式公開(IPO)の好調さが目立った。「個人投資家がIPO銘柄の売却で得た利益を既存上場銘柄に振り向けており、資金がうまく回転している」との指摘があった。

ジャスダック市場の売買代金は概算で768億円、売買高は1億1374万株だった。
値上がり銘柄数は471、値下がり銘柄数は192となった。 

 
個別では、セーラー広告、ベクター、ぱど、三光産業がストップ高。アズ企画設計、サンオータスは一時ストップ高となった。サニーサイドアップ、イメージ ワン、日本プリメックス、佐藤食品工業など18銘柄は昨年来高値を更新した。
スマートバリュー、免疫生物研究所、前田製作所、アイエックス・ナレッジ、アクモスが買われた。

半面、五洋インテックスが一時ストップ安となり、アイビー化粧品、ニチリョクは昨年来安値を更新した。ネクスグループ、メディシノバ、ニチダイやカルナバイオは下げた。
 

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