日経ジャスダック平均は続落、米中貿易摩擦に警戒感で買いを手控え

日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比16円16銭安い3983円83銭。米国と中国の貿易摩擦激化などへの警戒感がくすぶり、買いを手控える雰囲気が強かった。値動きが軽い直近に新規株式公開(IPO)した銘柄へ相対的な関心が向き、指数算出対象である既存銘柄への資金流入が細った面もある。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で683億円、売買高は1億280万株だった。
値上がり銘柄数は278、値下がり銘柄数は369となった。
 
個別では、三東工業社、シンデン・ハイテックス、アズ企画設計、日本エス・エイチ・エル、松本油脂製薬など16銘柄が年初来安値を更新。大村紙業、パピレス、イナリサーチ、前田製作所が売られた。
 
一方、日本プリメックス、買取王国、アイ・ピー・エス、山陽百貨店がストップ高。ヒューマンホールディングス、エスプール、タウンニュース社、仙波糖化工業、銚子丸など30銘柄は年初来高値を更新。APAMAN、イメージ情報開発、ケアサービス、トスネット、ストライダーズが買われた。

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