堅調な展開となりそう

6日の東京株式市場は続伸後、堅調な展開となりそう。
米中の貿易摩擦激化への懸念が後退し、米雇用統計前に米国株式は3日続伸と強い動きが続いており、欧州株式も上昇している、日本株も買い先行のスタートとなりそう。
日経平均株価の予想レンジ:2万1600円-2万1900円を想定する。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の前半(5日終値107円05-07銭)と円安に振れている。引き続き、輸出関連銘柄へ見直しの動きが進みそう。ただ、現地6日には3月雇用統計の発表を控えることから、海外投資家の積極的な売買は見込みづらいなか、週末要因もあり取引時間の後半には上げ幅を縮小することも想定される。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、5日の大阪取引所終値比220円高の2万1870円だった。
 
【好材料銘柄】
■OSJBホールディングス <5912>
前期経常を一転5%増益に上方修正。
 
■レノバ <9519>
4月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。12-2月期(3Q)経常は黒字浮上。
 
■瑞光 <6279>
今期経常は2.6倍増益、10円増配へ。
 
■放電精密加工研究所 <6469>
今期経常は2.1倍増で6期ぶり最高益、7円増配へ。中期経営計画を策定。21年2月期に経常利益14.1億円(18年2月期実績は4.6億円)を目指す。
 
■アンジェス <4563>
高血圧DNAワクチンに関する特許を欧州で取得。米国、日本に続く特許成立となる。
 
【主な経済指標・スケジュール】
6(金)
2月毎月勤労統計調査(9:00)
2月景気動向指数(14:00)
《決算発表》
壱番屋、サカタのタネ、パソナ、Fブラザース、創通、大有機、マルゼン、技研製、マニー、オンワードHD、ワキタ、UCS
 
【海外】
米3月雇用統計(21:30)
米2月消費者信用残高(4/7 4:00)
パウエルFRB議長が講演
休場:タイ

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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