日経ジャスダック平均は反落、利益を確定するための売り

日経ジャスダック平均株価は反落した。前引けは前日比7円12銭安い3989円80銭だった。ジャスダック平均は昨年末比でなお上昇を保っているため、国際情勢や世界経済の不透明さが増すなかで、いったん利益を確定するための売りが幅広い銘柄に出た。
 
市場では「週末が近いこともあり、米中貿易摩擦への懸念などから日経平均株価が不安定な中では利益確定売りが出やすい」との声が聞かれた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で372億円、売買高は5105万株。
値上がり銘柄数は223、値下がり銘柄数は386となった。
 
個別では、フェローテクやハーモニックといった半導体製造装置関連の銘柄のほか、ニチダイ、イメージ ワン、やまみ、クレオなどが売られた。な
ナフコ、シンデン・ハイテックス、レッド・プラネット・ジャパン、細谷火工、城南進学研究社など13銘柄が年初来安値を更新した。
 
一方、前日に今期の大幅増益見通しを出した放電精密に加え、ぱどが一時ストップ高と値を飛ばした。ヒューマンホールディングス、銚子丸、イデアインターナショナル、買取王国、東和フードサービスなど19銘柄は年初来高値を更新。放電精密加工研究所、フライングガーデン、ABホテル、APAMAN、ジャストプランニングが買われた。

 

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