日経ジャスダック平均は反落、運用リスクを避ける姿勢

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比13円53銭安い3983円39銭となった。
朝方の買い先行後はすぐに値を消し、マイナス圏での値動きに終始した。とはいえ、特に悪材料はなく、個別に買われる銘柄も目立った。
米中貿易摩擦などへの警戒感から投資家がひとまず運用リスクを避ける姿勢を強めた。
 
前日の米株式市場で主な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が下落したことを受け、新興市場でもハーモニックやフェローテクといった半導体製造装置の関連銘柄が売られた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で663億円、売買高は8700万株だった。3月の米雇用統計などの発表を前に積極的な売買を手控える動きもあり、売買代金と売買高はともに今年最低となった。
値上がり銘柄数は228、値下がり銘柄数は433となった。
 
個別では、ヒビノ、エフティグループ、ナフコ、シンデン・ハイテックス、レッド・プラネット・ジャパンなど17銘柄が年初来安値を更新。山陽百貨店、イメージ ワン、平山ホールディングス、エスプール、ニチダイが売られた。
 
一方、APAMANがストップ高。ぱどは一時ストップ高と値を飛ばした。ヒューマンホールディングス、銚子丸、イデアインターナショナル、買取王国、東和フードサービスなど22銘柄は年初来高値を更新。放電精密加工研究所、ABホテル、フライングガーデン、サカイホールディングス、アール・エス・シーが買われた。
 

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