弱含みの展開か。

10日の東京株式市場は、弱含みの展開か。
日経平均株価の予想レンジ:2万1500円-2万1800円を想定する
 
米国株は主要3指数がそろって上昇した。ただ、ダウ平均は一時440ドル上昇したところから、引けでは46ドル高と上げ幅を縮小している。取引終盤にかけては、FBIがトランプ大統領の個人弁護士の事務所を捜査したとのニュースも流れており、引け味は良くない。
手掛かり材料難のなか、為替動向や米株価指数先物の時間外取引での動きなどに神経質な反応をみせる場面も想定される。
2万1500円はサポートとなるだろう、下値は固いと考える。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の半ば(9日終値107円09-10銭)と円高に振れる対ドルでの円高進行を警戒するムードが強まり、輸出関連銘柄を中心に軟調な展開となりそうだ。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、9日の大阪取引所終値比135円安の2万1595円だった。
 
 
【好材料銘柄】
■タカラバイオ <4974>
大塚製薬と「NY-ESO-1・siTCRおよびCD19・CAR遺伝子治療薬」に関する共同開発・独占販売契約結んだ。
これにより大塚製薬から契約一時金とマイルストーン達成金、合計で最大約63億円を受領する。
 
■ドーン <2303>
6-2月期(3Q累計)経常が63%増益で着地・12-2月期も2倍増益。
 
■ワンダーコーポレーション <3344>
ペッパーフードサービス <3053>と「いきなり!ステーキ」のフランチャイズ契約を結んだ。
同社店舗の敷地内に、いきなり!ステーキを出店し集客効果、相乗効果を狙う。
 
■KeyHolder <4712>
BIGFACEが運営するテレビ制作事業を譲り受けることで基本合意。
また、ライブ・イベントスペースの開設および運営事業を行う子会社KeyStudioを新設。
 
■ナノキャリア <4571>
ノーリツ鋼機 <7744>、ジーンテクノサイエンス <4584> [東証M]と、3社の間で事業化ノウハウを組み合わせたバイオ事業の創出を目的に資本業務提携。
 
【主な経済指標・スケジュール】
10(火)
工作機械受注(15:00)
《決算発表》
Jフロント、ABCマート、スギHD、ファーストコポ、コシダカHD、Fastep、アイケイ、パルGHD、サーラ、ピックルス、ビックカメラ、パイプドH、久光薬、デザインワン、OSG、ローツェ、竹内製作、中北製、エコス、シグマ光機、トランザクショ、ノダ
 
【海外】
米3月生産者物価指数(21:30)
米3年国債入札
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。

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