[概況]
欧州市場序盤に当日高値107.220円まで上昇したドルだったが、其の後は売られて値下がりする一方、ユーロは対ドルでの上昇から対円でも買われ、NY株式市場が反発して始まる中を序盤に当日高値132.005円まで上昇した。
NY市場に入りドルは107円を割れたが、株式市場が大幅反発して始まり、株価が序盤以降も上値を伸ばすとドルも再度107円に乗せる上昇となった。
しかし戻りを売られて再び107円を割れ、株価が上げ幅を縮小するとドル売りも進んで引け間際に当日安値106.600円まで値下がりし、最後は前週末比-11.5銭の106.770円で引けた。
一方対ドルでの上昇にユーロ(+22銭)やポンド(+24銭)、豪ドル(+15.5銭)、カナダドル(+39銭)、NZドル(+23銭)などは小幅高で引けた。株式・為替両市場とも貿易摩擦に対する警戒感に上値を抑えられており、ドルはしばらく揉み合いが続きそうだ。
[提供:カネツFX証券株式会社]
