米ドル円は一時107.255円まで上昇。

[概況]

10日、東京外国為替市場の米ドル円は一時107.255円まで上昇し堅調となった。
本日、ボアオ・アジアフォーラムで中国の習近平国家主席の演説が行われた。
同演説で米中貿易問題について対話的な姿勢を示したことなどを受け、米中貿易戦争への警戒感が緩み、米ドル円は堅調に推移した。

現在、欧州時間に入り、米ドル円は107.050円付近を推移しており、やや上値は一服感が出てきている。
この後、3月米生産者物価指数 (予想:前月比0.1% 前回:前月比0.2%)など米経済指標の発表が予定されている。

テクニカル的には米ドル円は一目均衡表先行スパン1(雲の下限)107.181円付近では上値の抵抗帯となりそうか。
一方、下限付近では一目均衡表転換線(106.575円)などが控えている。

[提供:カネツFX証券株式会社]

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