日経ジャスダック平均株価は小幅ながら5営業日ぶりに反発した。
前引けは前日比7円25銭高い3953円17銭となった。
前日まで米中貿易摩擦などを材料に主力株の売買が活発で中小型株の商いが総じて見送られてきたが、きょうは戻りを試す買いが入った。
ジェイテックやエンジャパンなど人材派遣関連が上げ、精密減速機のハーモニックや100円ショップのセリアといった時価総額の大きい銘柄は下げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で315億円、売買高は5646万株だった。値上がり銘柄数は339、値下がり銘柄数は264となった。
個別では、山陽百貨店が一時ストップ高と値を飛ばした。夢テクノロジー、日本プリメックス、佐藤食品工業、プロパスト、デュアルタップなど8銘柄は年初来高値を更新。ジェイテック、大村紙業、アイエックス・ナレッジ、GFAが買われた。
一方、クロスキャット、シダー、ACKグループ、ハウスコム、アズ企画設計など12銘柄が年初来安値を更新。白鳩、オンキヨー、ソーバル、仙波糖化工業、幸和製作所が売られた。
