欧米株の稼高を受け、買いが先行

13日の東京株式は、欧米株の株高を受け、買いが先行するとみられる。
その後は、もみ合い展開でおおむね良好な地合いが続くと予想する。
日経平均株価の予想レンジは、2万1600円-2万1900円を想定する。
4月限ミニ先物・オプションSQ(特別清算指数)値の算出日にあたることから、市場推定値が意識される場面も想定される。
上方修正を発表したファーストリテイリングがADRで大幅高となっており、指数への好影響も見込まれる。
為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の前半(12日終値106円90-91銭)と円安に振れている。対ドルでの円高一服感から、輸出関連銘柄に物色の矛先が向かいそうだ。ただ、「シリア問題の不透明感や週末要因から積極的には手掛けづらい」との声も聞かれ、伸び悩む場面もありそう。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、12日の大阪取引所終値比150円高の2万1810円だった。
 
 
【好材料銘柄】
■前澤工業 <6489>
12-2月期(3Q)経常は2.1倍増益、今期配当を2円増額修正。
 
■インターアクション <7725>
6-2月期(3Q累計)経常が2.5倍増益で着地・12-2月期も8.6倍増益。
 
■セントラル警備保障 <9740>
今期経常は35%増で2期ぶり最高益、前期配当を2円増額・今期は2円増配へ。
 
■リーバイ・ストラウス ジャパン <9836>
12-2月期(1Q)経常は5.8倍増益・上期計画を超過。
 
■フィル・カンパニー <3267>
上期経常を2.7倍上方修正。
 
■CRI・ミドルウェア <3698>
上期経常を2倍上方修正。
 
■アンジェス <4563>
オーストラリアで高血圧DNAワクチンの第1・2相臨床試験を開始。
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
13(金)
オプションSQ
《決算発表》
タマホーム、SFoods、スタジオアリス、キャンドゥ、わらべや、北の達人、JINS、DCM、ドトル日レス、SFP、三栄建築、サムティ、コスモス薬品、クリレスHD、トウキョベース、串カツ田中、TSIHD、SHIFT、UUUM、ウォンテッドリ、サインポスト、ダイト、Gunosy、ベクトル、ベイカレント、リテールPT、ケーヨー、リンガハット、松竹、東宝、アークス、大庄
 
【海外】
中国3月貿易収支
米4月消費者態度指数速報値
《米決算発表》
シティグループ、JPモルガン・チェース
 

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