「情緒と数字の同居」となったNY株式。
トランプ大統領のTPP復帰方針と企業決算に対する期待からNYダウは300ドル近く上昇。
大幅反発となった。
トランプ米大統領はTPPへの復帰を検討するようUSTRのライトハイザー代表と国家経済会議(NEC)のカドロー委員長に指示。
「米中の通商交渉は上手くいっている。
米朝首脳会談の調整は進んでいる」というトランプ大統領の発言も好感された
「シリアに対する軍事攻撃の可能性はすぐかもしれないし、すぐではないかもしれない」とのツイッターで懸念は和らいだ格好。
新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比9000件減の23.3万件だった。
市場予想は23万件だった。
4週移動平均は1750件増の23万件。
2週間以上手当を受けている失業保険受給者の総数は3月31日までの週で5.3万件増の187.1万件だった。
4週移動平均は1500件減の185.025万件と、1974年1月以来の低水準だった。
VIX(恐怖)指数は一時18%台まで低下。
「SQ通過で陽転がベストシナリオ」
木曜の日経平均は26円安。
「案外としっかり」という見方だ。
SQを通過でファーストリテや安川電など決算銘柄の活況な売買が見込まれるという希望的観測もある。
「地政学リスクが意識される週末で上値は重いと考えるが、下値も限定的」。
そんな玉虫色が一番お似合いかも知れない。
25日線からは0.9%のプラスかい離。
200日線からは1.2%のプラスかい離。
騰落レシオは102.32%。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲11.843%。
買い方▲9.546%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲16.77%。
買い方▲14.49%。
空売り比率は42.9%と再度40%超。
日経平均採用銘柄のEPSは1702円でPERは12.72倍。
シカゴ225先物終値は大証日中比145円高の21790円。
ドル円は107円台前半。
気学では「初め安いと後高く、初め高いと反落する」。
木曜は十字足。
オプションSQ通過で陽転というのがベストシナリオだろう。
「経験と実績がない場合、エネルギーと情熱を売り込むべき。
もっと大きなディール(取引)をしなければならない。
私のやり方は非常に単純でストレートだ。
求めるものを手に入れるためには押し、押し、押しの一手だ」。
「私にとって、お金は決して大きな動機ではなかった。
スコアを付ける方法としてを除けば。
真に刺激的なのは、そのゲームに参加することだ」。
「どうせ考えなるなら大きく考えろ。
どうせ生きるなら大きく生きろ。
我々はそのとき大きなことを考えない理由をあらゆる方法で考えなければならない」 。
「睡眠時間が短ければライバルに勝つチャンスも増えます。
理想的な仕事とは、仕事と休みの区別がつかないようなものである」。
「どんな夢でも大きすぎることはないし、どんな挑戦でも素晴らしすぎることはない」。
「空虚な議論の時代は終わった。終わったのだ。行動の時が来た」。
「成功への道を開く絶好の方法は努力と勤勉さ、
そして上手くいかないことより上手くいっていることに目を向けることに尽きる」。
「一途にやり通せば必ず得るものがある」。
「品質と誠実さを基盤にビジネスを築くと、黙っていても売れるようになる」。
「私くらい長くやっていると、ありきたりの正直さがいかに貴重かがわかる。
ビジネスマンとして、どんな局面も切り抜けられる強みとなる」。
「人づての情報はあくまで人づての情報にすぎない。自分で情報源にあたろう」。
「私はひたすら歯を食いしばることで大きな挫折を何度も乗り越えた。
屈することも諦めることも拒んだ。
目的を曲げずにいれば、大きな成果が得られる」。
「権力は最大限の思いやりをもって使われたとき、最もその良さを発揮する」。
「時として、慎重になりすぎることが最大のリスクになる」。
「物事は見た目ほど頼りになるとは限らない」。
「あなたに最初にチャンスを与える人間はあなた自身でなければならない」。
「希望は生き残りにも成功にも大切である。
運が味方してくれないときにも頑張れるのは希望のおかげだ」。
「計画に入っていたにせよ、いないにせよ、寄り道したときにこそ面白いことが起きる」。
「人生は些事ではない。だから、これほど大切なものに自分を出し惜しみしてはいけない」。
「これまでに学んだ一番大事なことの一つが、目と耳を使って人の言動を観察することである」。
「問題はチャンスになるかもしれない。
物事に別の名前をつけたら、それに対する姿勢は驚くほど変わる」。
「最悪を予想しておくのが得策だ。そうすればいい意味で裏切られるからである」。
「怖がらずにチャンスに乗れ。
楽しいことに尻込みするな。
そのプロセスで他の多くの人たちも楽しんでくれるかもしれないのだから」。
「問題を投げ出してはいけないが、考え込んでしまってもいけない。
対処するのだ。
問題とあなたと、どちらが主役なのか。姿勢を明らかにしたほうがよい」。
「人生と仕事の大部分はすなわち役者稼業である。
どんな分野にいようと、人生そのものがパフォーマンス・アートなのだ」。
「素晴らしい取引とは、あなたが勝つ取引であり、相手が勝つ取引ではない」。
「発想が変わればパフォーマンスも変わる」。
「商売をするうえから言うと、何も言われないより悪く言われたほうがまだましだ」。
「心配するのは時間の無駄だ。心配は問題を解決しようとする私の邪魔になる」。
「あるものに怖いとレッテルを貼ってしまうと、怖いのではなく気がかりな状況にまで恐怖心が生まれてしまう」。
「新しいことに帆を上げて挑戦し、すべてが完璧だったらどんなに退屈か、考えてみるといい。
ビジネスマンだろうと船乗りだろうと、凪の海では自分の腕の見せどころがない」。
以上の言葉、誰の言葉かわかるだろうか。
もしも、ドナルド・トランプ氏だとしたら想像を絶するストイックさと当然の快楽主義が同居しているように映る。
そして、感じるのは胡散臭さと天才的詐欺師の資質なのだが間違っているだろうか。
スケジュールを見てみると・・・
13日(金):オプションSQ、米ミシガン大学消費者信頼感、中国貿易収支
週末:中国・王毅外相来日、TDL開業35周年、北朝鮮金日成主席誕生日(太陽節)
16日(月):首都圏新規マンション発売、IMF金融庁フィンテック会議、米小売売上高、NY連銀製造業景気指数、企業在庫、対米証券投資、IMF世銀春季会合(ワシントン)
17日(火):全国学力テスト、安倍首相訪米、米住宅着工、鉱工業生産、独ZEW景況感、中国1~3月GDP、鉱工業生産、小売売上高、
18日(水):貿易統計、米ベージュブック
19日(木):米フィラデルフィア連銀景況感
20日(金):消費者物価、コンビニ売上高、任天堂「ラボ」発売、G20財務相中央銀行総裁会議(ワシントン)
【4月】
13日(金)SQ、変化日
14日(土)水星順行開始
15日(日)TDL開業35周年、北朝鮮で太陽節
16日(月)新月
17日(火〉土用入り、下げの特異日
18日(水)土星逆行開始、米ベージュブック、変化日
20日(金)IMF・世銀春季会合(ワシントン~22日)
23日(月)株高の日、独「ハノーバー・メッセ」(~27日)
24日(火〉変化日
25日(水)ASEAN首脳会議、北京自動車ショー、北朝鮮人民軍創建日
26日(木)日銀金融政策決定会合、展望リポート、ECB理事会、TOPIX浮動株比率等定期見直しリバランス実施
27日(金)米GDP改定値
30日(月)昭和の日の振替休日で休場
12月SQ値は22590円
1月SQ値は23723円
2月SQ値は21190円
3月SQ値は21575円
12月月足陽線基準は22819円
昨年比プラス基準は22764円
1月月足陽線基準は23506円
2月月足陽線基準は23486円
3月月足陽線基準は21724円
4月月足陽線基準は21388円
2018年3月月中平均21395円
2017年3月月中平均19340円
2016年3月月中16897円
(兜町カタリスト櫻井)
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