64円高、買い戻しがやや優勢でスタート

【寄り付き概況】

16日の日経平均株価は前週末比64円81銭高の2万1843円55銭で寄り付いた。
週末の米国によるシリア攻撃への反応が注目されたが、16日朝の為替相場が落ち着いた動きを見せたことで、買い戻しがやや優勢となっている。
 
日経平均は前週末に3日ぶり反発に転じ、テクニカル的にも25日移動平均線を上回って推移するなど戻り歩調をみせている。外国人投資家の売り圧力も一巡したことで、下値ではリスクを取る動きが強い。
 
前週末13日のNYダウ、ナスダック総合指数ともに反落した。18年1-3月期の決算を発表した大手銀行株が、決算発表をきっかけに上昇したものの、買い一巡後は一転して利益確定売りに押された。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、21業種前後が高く、値上がり上位に精密機器、サービス、倉庫、医薬品、海運など。値下がりで目立つのは証券、その他金融、紙パルプなど
 
個別では、安川電、キーエンス、ソニー、東エレク、武田、アステラス薬、小野薬が買われ、7&iHD、イオンも堅調となっている。
半面、任天堂の売りが厚く、ソフトバンクG、楽天、トヨタ、SUBARUが売られ、信越化もさえない
 
225先物は、ナティクス・ドイツ・アムロ・モルスタ・パリバ・クレディが買い越し。
ソジェン・メリル・JP・三菱・UBS・みずほが売り越し。
TOPIX先物はGS・JP・ドイツ・野村が買い越し。
みずほ・大和・UBS・パリバ・ソジェンが売り越し。
 
外資系等は、安川(6506)、TATERU(1435)、イオンファン(4343)、アスクル(2678)、日ハム(2282)に注目。
 
テクニカル的にはク、オール(3034)、コメダ(3543)、ブレインP(3655)、テクノス(3666)、大阪曹達(4046)、太陽日酸(4091)、KHネオ(4189)、電通(4324)、日郵政(6178)、オイレス(6282)、横河電(6841)、岩電(6924)、エクセディ(7278)、コーナン(7516)、日証金(8511)に注目。

 

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