【寄り付き概況】
2日の日経平均株価は前日比124円44銭安の2万3361円67銭で寄り付いた。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに下落して始まった。
米ナスダック総合指数の下げを受けて買いが薄い中、前日の大幅高の反動から利益確定売りが先行している。
前日の米国株市場ではNYダウは上昇したものの、ナスダック指数は下落している。
米長期金利の上昇を背景にやや不安定な動きを強いられており、東京市場でもこれを横目に売りが優勢となっている。
外国為替市場で1ドル=109円台半ばの推移と円高が一服していることはプラス材料ながら、前日に日経平均は急反発したものの買い戻し中心で2万3000円台半ばは戻り売りも厚い。週末ということもあり積極的な買いが入りにくい面もある。
寄り付き時点で業種別では33業種中、6業種前後が高い。値上がり上位に精密機器、銀行、鉄鋼など。一方、値下がりで目立つのは空運、証券、金属製品、ゴム製品など。
個別では。キーエンスの売りが厚く、ファーストリテ、ソフトバンクGも軟調。トヨタ、ホンダ、東エレク、信越化もさえない。富士フイルムが、JTは弱含み。
半面、任天堂、ソニーもしっかり。ファナック、SMC、アルプス、三菱UFJは買われ、三井住友、第一生命は堅調となっている。
外資系等は、大塚商会(4768)、日ユニシス(8056)、ビックカメラ(3048)、日進工具(6157)、トーカロ(3433)、柿安(2294)、マルカキカイ(3054)、富士でン(6504)に注目。
225先物は大和・SBI・三菱・野村・モルスタ・HSBC・UBSが買い越し。
アムロ・ソジェン・JP・みずほ・クレディ・楽天が売り越し。
TOPIX先物はJP・みずほ・三菱・UBS・SBIが買い越し。
ソジェン・アムロ・メリル・パリバ・大和・野村が売り越し。
テクニカル的には、NDS(1956)、ヤマト(1967)、太平電(1968)、NECNI(1973)、東芝プラ(1983)、M&A(2127)、寿スピ(2222)、アリアケ(2815)、グンゼ(3002)、サムティ(3244)、ハウスドゥ(3457)、小松精(3580)、Klab(3656)、ブロドリ(3673)、レンゴー(3941)、旭有機材(4216)、DI(4310)、T&G(4331)、一工薬(4461)、中外薬(4519)、ラウンドワン(4680)、コタ(4923)、東洋炭素(5310)、大紀アル(5702)、東邦亜鉛(5707)、ダイニチ(5951)、ベクトル(6058)、アイダ(6118)、牧野フ(6135)、旭ダイヤ(6140)、コマツ(6301)、日機装(6376)、CKD(6407)、キトー(6409)、グローリー(6457)、帝通工(6763)、マクセル(6810)、横河(6841)、新電元(6844)、イマジカロボ(6879)、イリソ電子(6908)、川重(7012)、西日本FH(7189)、市光工(7244)、FCC(7296)、ノジマ(7419)、丸文(7537)、ダイトロン(7609)、トッパンF(7862)、河合楽(7952)、椿本興(8052)、ゼビオ(8281)、地銀セクター、アイフル(8515)、アコム(8572)、東海東京(8616)、京阪神(8818)、山九(9065)、福山通運(9075)、明治海(9115)、サンリツ(9365)、太田昭和(9658)、トラコス(9715)、鉄住物流(9810)、バロー(9956)、バイテック(9957)、ベルーナ(9997)が動兆。
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