東京株式市場も米国株の煽りを受けて日経平均が似たような下落率になった。
2万2000円の大台を割ったことで機械的な売り注文が次々に出されたようである。
こうなると売りが売りを呼ぶ暴落相場となり、通常では考えられない異様な安値を示現することになった。
日経平均は一時2万1100円を下回り、200日線が位置する2万0953円処に迫っている。ただ、結果的には200日線が支持線として機能する格好から、長い下ヒゲを残す形状となった。
割安とみても需給面で売られるため、まずは明確な底入れを探りたいところである。
明日(7日)は、本日の日経平均株価が1000円を超える急落となった。
安値からは切り返したこと、売買代金がかなりの高水準となったことで“下げ過ぎ”との判断による値ごろ感からの押し目買いも想定される。
引け後の決算ではトヨタが上方修正を発表していることなどから、そろそろリバウンドは期待できる局面だろう。
ただ、引き続き波乱展開となりそうだ。
来週月曜の12日が休場で三連休となるため、切り返した場合でも、週末にかけてはリスク回避の売りが出てきやすい点には注意を払っておきたい。
長期のスパンで押し目を丹念に拾うか、スタンスは明確にしておいた方が良い。
今日は悪くない決算を発表したにもかかわらず、全体の弱さに押されて大幅安となった銘柄や、やや物足りなかったために叩き売られた銘柄がいくつかある。そういった銘柄を仕込んでおきたい。
■上値・下値テクニカル・ポイント(6日現在)
23485.35 25日移動平均線
23291.97 新値三本足陽転値
23282.90 ボリンジャー:+1σ(26週)
22960.90 13週移動平均線
22950.19 ボリンジャー:-1σ(25日)
22907.20 6日移動平均線
22784.56 75日移動平均線
22645.57 均衡表雲上限(日足)
22604.03 均衡表基準線(日足)
22604.03 均衡表転換線(週足)
22453.56 均衡表転換線(日足)
22415.02 ボリンジャー:-2σ(25日)
22348.50 ボリンジャー:-1σ(13週)
22157.58 均衡表雲下限(日足)
21879.86 ボリンジャー:-3σ(25日)
21825.99 26週移動平均線
21736.09 ボリンジャー:-2σ(13週)
21684.43 均衡表基準線(週足)
21610.24 ★日経平均株価6日終値
21123.68 ボリンジャー:-3σ(13週)
20954.13 200日移動平均線
20369.09 ボリンジャー:-1σ(26週)
19573.50 均衡表雲上限(週足)
目次
