日経平均は前場で700円超上昇しながら、引けでは35円高。
前引けでは660円高と高値圏を維持していただけに残念な動きだった。
今晩の米国株が連日で大幅高となれば、今日しぼんだ反動で、あすは急伸の展開も期待できるが、それ以外であれば、上値の重い地合いとなるだろう。
今日の後場の失速に関しては、指数主導の感が非常に強かった。このような動きを見せられると、大型株は買いづらくなるだろう。
マーケットの注目点は、直近の米国株の急落が、終わりなのか、始まりなのか、調整なのかという点だろう。
恐らくこの先も不安定な展開は続く。1月の米雇用統計が下げのきっかけを作った以上、次回の雇用統計前にも警戒は強まるであろうし、3月のFOMC(3/20~21)も相場のかく乱材料となるだろう。
日経平均は当面、昨日の安値2万1078円から本日の高値2万2353円の範囲でもみ合うこととなりそうだ。
物色は、中小型の好業績銘柄に着目しておきたい
■上値・下値テクニカル・ポイント(7日現在)
22807.30 ボリンジャー:-1σ(25日)
22788.68 75日移動平均線
22708.01 均衡表雲上限(日足)
22632.77 6日移動平均線
22604.03 均衡表基準線(日足)
22604.03 均衡表転換線(週足)
22438.34 均衡表転換線(日足)
22357.12 ボリンジャー:-1σ(13週)
22285.04 均衡表雲下限(日足)
22174.78 ボリンジャー:-2σ(25日)
21827.34 26週移動平均線
21750.63 ボリンジャー:-2σ(13週)
21684.43 均衡表基準線(週足)
21645.37 ★日経平均株価7日終値
21542.27 ボリンジャー:-3σ(25日)
21144.14 ボリンジャー:-3σ(13週)
20970.68 200日移動平均線
20370.62 ボリンジャー:-1σ(26週)
19573.50 均衡表雲上限(週足)
【信用規制・解除】
銘柄 (7日大引け後 発表分)
■RSC <4664> [JQ]
東証と日証金が8日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施する。東証は委託保証金率を現行の30%以上→50%以上(うち現金を20%以上)に、日証金も同様に貸借取引自己取引分などの増担保金徴収率を現行の30%→50%(うち現金を20%)とする。
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