日経ジャスダック平均は3日ぶり反落、運用リスクを取る意欲が後退

 
日経ジャスダック平均株価は大幅に反落した。前引けは前日比117円66銭安の3866円09銭だった。
8日の米株式が大幅に続落したため、投資家の運用リスクを取る意欲が後退した。新興企業株にも売りが膨らんだ。ハーモニックやセリア、マクドナルドといった主力株の下げが目立った。
ジャスダック市場の売買代金は概算で823億円、売買高は1億201万株。
値上がり銘柄数は46、値下がり銘柄数は661となった。
 
エンジャパンや夢真HDなど内需銘柄が下落した。半面、4~12月期の増益決算を前日に発表したコスモスイニは上げ、今期業績予想を上方修正したイハラサイエが上昇した。
日経ジャスダック平均は前日比117.66円安の3866.09円と3日ぶり反落。
 
個別では、デジタルアドベンチャー、アイビー化粧品が一時ストップ安と急落した。ウエストホールディングス、アマガサ、菊池製作所、No.1など20銘柄は昨年来安値を更新。ディーエムソリューションズ、ニックス、オールアバウト、メディシノバ・インク、シンデン・ハイテックスが売られた。
 
一方、理研グリーンがストップ高。和井田製作所、ゲームカード・ジョイコホールディングス、ナビタス、明豊エンタープライズ、サカイホールディングスは昨年来高値を更新。
4~12月期の増益決算を前日に発表したコスモスイニは上げ、今期業績予想を上方修正したイハラサイエンスが上昇した。他では、助川電気工業、安江工務店、アーバネットコーポレーションが買われた。

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