[概況]
東京市場が祭日による休場で為替市場は小動きが続いたが、NY株式市場が続伸で始まったあと上値が重くなると為替市場も円買い優勢となり、序盤にドルは108.435円、ユーロも132.890円のそれぞれ昨日安値まで下落した。
しかしNY株式市場が中盤以降上値を伸ばすと為替市場もリスク選好の円売りが優勢となり、中盤にドルは東京時間に付けた高値108.900円に迫る108.820円まで上昇し、ユーロは終盤に当日高値133.650円まで上昇した。
ドルは最後前週末比-12.5銭の108.665円と反落したが108円台後半を維持する一方、ユーロ(+46銭)やポンド(+5銭)は反発して引けるマチマチな動きとなった。
NY株価の続伸に為替市場も概ねリスク選好の円売りが優勢となったが、この日のドルは上下の変動幅が46.5銭しかなく、未だしばらくはNY株式市場の変動を見ながら方向性の出ない動きを予想している。
[提供:カネツFX証券株式会社]
