21日の東京株式市場は、軟調な展開か。
指数の上値は重いと考えるが、大きく崩れる展開にはならないと予想する
日経平均株価の予想レンジ:2万1800円-2万2100円を想定する。
20日の米国株式が下落を受け、売り先行のスタートとなりそう。
引き続き、時間外取引での米株価指数先物の動きに対し、神経質な展開となることも考えられる。
中小型株に関しては相対的に買い安心感が強まりそうで、全体としては、売り一巡後は底堅い地合いが続くと予想する。
為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の前半(20日終値106円97-98銭)と円安に振れている。対ドルでの円高一服感から、輸出関連銘柄には下値拾いの動きが出る可能性もありそう。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、20日の大阪取引所終値比75円安の2万1855円だった。
【好材料銘柄】
■石井表記 <6336>
中国の液晶パネルメーカーから配向膜塗布インクジェット装置の大口受注を獲得。受注金額は12.6億円。売上計上は19年1月期を予定。
■大和コンピューター <3816>
トライアルカンパニーとパナソニックスマートファクトリーソリューションズが実施する「業界初のウォークスルー型RFID会計ソリューション実証実験」に参加。
■日本創発グループ <7814>
発行済み株式数(自社株を除く)の8.68%にあたる120万株(金額で12億円)を上限に、21日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■ジェイリース <7187>
東証がジェイリースを3月13日付で東証1部に市場変更する。今期配当を1円増額修正。
【主な経済指標・スケジュール】
21(水)
12月全産業活動指数(13:30)
1月訪日外国人客数
2月の月例経済報告
【海外】
米1月中古住宅販売件数(2/22 0:00)
1/30~31開催のFOMC議事録
米5年国債入札
《米決算発表》
ガーミン、アドバンス・オート・パーツ、シノプシス、アンシス、テクニップFMC
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。
