【寄り付き概況】
21日の日経平均株価は前日比17円32銭高の2万1942円42銭で寄り付いた。
前日の米国株市場では、高止まりする米長期金利の上昇が重荷となり、NYダウが250ドル超の反落をみせた。これを受けて東京市場でも前日に続いて主力株中心に利益確定の売りが出やすいが、下値では企業の好業績を背景とした押し目買いの動きが見込まれる。
2万2000円台は戻り売り圧力が強いこともあり、ここで積極的に買い向かう動きも限られそうだ。外国為替市場では1ドル=107円台前半の推移とひところのドル売り・円買いの動きは一服しており、この点はポジティブ材料となる。
寄り付き時点で業種別では33業種中、15業種前後が高く、値上がり上位に石油、鉄鋼、ゴム製品、輸送用機器、化学など。値下がりで目立つのは医薬品、水産、サービスなど。
個別では、ソフトバンクG、ファーストリテの値がさ株が売られ、三菱UFJは軟調。任天堂、JT、UBARU、三菱自が安く、SUMCOは続落。KDDI、NTT、パナソニックは軟調となっている。
半面、東エレク、キーエンス、ソニーの半導体関連株が買われ、トヨタ、ホンダは上伸。新日鉄住、キヤノン、東海カが買われている。
225先物はGS・SBI・ナティクス・日興・アムロが買い越し。
クレディ・ドイツ・モルスタ・IB・三菱・野村が売り越し。
TOPIX先物はみずほ・UBS・GS・野村が買い越し。
メリル・モルスタ・ドイツ・JP・アムロが売り越し。
外資系等は、ラクス(3923)、JXTG(5020)、三菱ガス(4182)、中部電(9502)、CKD(6407)、マキタ(6586)、ニチアス(5393)、中外薬(4519)、コムチュア(3844)、東急建(1720)、三洋化成(4471)、∨テク(7717)、ニホンフラッシュ(7820)、ヤクルト(2267)、ニューフレア(6256)、ショーワ(7274)、東京製鉄(5423)、ツムラ(4540)、ホンダ(7267)、三菱自(7211)、セオン(4205)に注目。
テクニカル的には、新日建81879)、メンバーズ(2130)、シミック(2309)、Bガレ(3180)、ウィンパ(3183)、スター・マイカ(3230)、三交(3232)、オープンH(3288)、ビーロット(3452)、ビーロット(3452)、ポール(3657)、レンゴー(3941)、あすか(4514)、大塚(4578)、アーレスティ(5852)、シグマク(6088)、ASB機械(6284)、ツバキナカ(6464)、NEC(6701)、ヨコオ(6800)、OKAYA(6926)、アドヴァン(7463)、エスケイ(7608)、エイベクス(7860)、宝印刷(7921)、島忠(8184)、TKC(9746)が動兆。
